【大会:後編】柴又100K 東京〜埼玉〜茨城の道(2017.6.4初夏)

(この記事は下記【中編】の続きです。)

55キロ地点を通過、前半の50キロは「100キロの半分まであとxxキロ」って頭の中で考えていましたが、ここからは気分が違って走るたびに残りの距離が減っていく感覚。

そして!ここからは、ずっと「送り風」パラダイス🎉🏃🎉

第四関門「杉戸町環境センター前」通過。前半の50キロ、積み上げた貯金、1キロあたり8′00″/㎞で走ったときの貯金15分が、ここで8分の貯金になっていることに気づく。あれ?なんか嫌な予感…🏃💦
第四関門で係員が、「次の最終関門は80㎞地点。18:50が〆切時間です」と教えてくれた。61キロで、16:07なので、のこり2時間43分で19㎞走る必要あり。ここで、残り2時間51分(=9′/㎞)と聞くのと、2時間43分だと雲泥の差を感じました。ここがひとつのターニングポイントでした。「ああ、むりかも!」を頭をよぎります…

むむむ。だんだん、8′/㎞で走れなくなってきた。8′/㎞で走れれば、クリアできますが、9′/㎞になってしまったらアウトだな。焦ってきた。
最後のスポーツゼリーを使う。スポーツゼリーの凄さを体感した。走れる!(ドーピング?(笑))
しかし、効き目が切れたのか、足がつり出した。やばい。
大会で、わたしはいざという時にiPodを聴く。耳から走るリズムを得るパワーソングで乗り切るためだ。ただ、本日2回目のiPodパワーは炸裂しなかった…どの曲を聴いても、もう力が出ない😖(哀)

1キロのピッチが9′/㎞、10′/㎞と、どんどん落ちていく…無念。
もう無理なの分かった70キロ地点。

後ろはリタイヤ組で人はいないし、前方の人もどんどん見えなくなる。
日が沈んできて、涼しくなってきた。助かる〜
最終関門まであと4㎞。皇居ランでいうなら一周もない距離だか、残りを30分で走れる状態でない。仮にこの時点で、残りの40分だったら気分は違っていたかもしれない。今日のレース、どこかで10分捻出出来なかっただろうか。悔しい。ここからはもう、歩きになってしまいました。🚶とぼとぼ。。。
言葉なく過ごした時間。77キロ地点でエイドステーション。コーラが残っていました。ぬるいやつ(笑)でもありがとう。ありがとう。🚶80㎞地点まで頑張って歩きます。そこでリタイヤ確定。
80㎞地点のリタイヤポイントまで我慢して歩くランナー。ウォーカー。
月がでた?
最終関門80.4㎞地点。
待っていてくれた、リタイヤランナーを乗せる「やすらぎ号」バス🚌。わたしが乗ってからも、30分くらい発車しなかった。こんなにうしろにランナーいたのですね。
やすらぎで気絶。目が覚めたらバスは動きだしていました。🚌

会場まで送ってくれるのだが、悔しいのは、会場に着く頃、まだ走っているランナーをバスで追い越しながら目に入ってしまうこと。私もこのライトアップの中、走り切りたかった。悔しい。
柴又100K、私の中ではベストコンディションで、初夏にしてはまずまずの気温。往路の向かい風は強かったけど、復路の送り風は気持ちよかったし、いろいろ私のなかで、好条件でした。

自己最長となる80㎞は、過去二回の100Kとは違った達成感みたいなの感じました(これが通過点!…って思わないといけないのだけど😅)

だけど、まだまだですね。でも、来年、もう一度挑戦します!
【来年のためのメモ】
・前半の体の異常は、必ず治る!ただ、無理は禁物なので、異常がでたら走り方を変えてみる。
・残り40キロ地点で、400分残せている走りができないだろうか。
・トイレは行きたいときじゃなくて空いてるトイレを見つけたら使うようにする。トイレ待ちの場合、3〜4分簡単にロス。
・走りながらのリュックは不要。エイドステーションが2.5キロ毎にあるので、水なくても大丈夫。身軽を優先。(※ただし、最高気温25度の場合)
・スポーツゼリーは7つは欲しい。前半に三つこれはスパイベルトで走りながら持ち運ぶ。途中50キロ地点のドロップバッグに残りの四つ。一つはここで使い、残りの三つを再びスパイベルトにいれる。
・カメラ撮影は、エイドステーションで止まっている時や、坂道などを歩いてるときだけにする。※ブログはつまらない絵面になりそうだけど。

(この記事の【前編】はこちらです。)

走る風景

風景が走る。季節が走る。 (おすすめのマラソン大会、マラソンコースの紹介と体験レポートなどを写真とともに綴っていきます。)

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