【前編】秋田県男鹿市 妻恋峠〜八郎潟27.6キロRUN(2016.9.18夏暮れ)

日本の峠を足で旅するコーナー。

男鹿半島は秋田県から日本海に突き出た半島。寒風山の火山活動にて形成された半島なのだとか。

寒風山にある妻恋峠をめざします。

秋田駅からJR男鹿線で45分で最寄りの脇本駅に到着。午前6:30。
県道59号を山に向かって走ります。1キロくらいで登山口の立看板が。
田園地帯をいきます。黄金色の稲穂に左右挟まれながら走ります。もう、この連休中に稲刈りするのではないでしょうか。もしかして今日の午後?
すぐに坂道になります。背丈の高い木々に囲まれています。朝方、雨が降っていたから、道路のところどころに水たまりが。
県道55号にぶつかると左に曲がります。寒風山を目指します。(↓標識にカラスが止まってますね。いま、写真みて気づいた。)
事前に地図で調べていた、目印のひとつ「吉政石材所」です。墓石専門工場らしいです。うん、道は間違っていない。
ワインディングロードです。綺麗な曲がりくねった道。
坂道を黙々とした見ながらどんどん進むと…
突然、視界が開け、背丈の低い草花の草原の世界が広がります。
山の上にいるのに、目の前に遮るものがなく日本海が見えます。絶景です。登ってきてよかった来てよかった。
「妻恋峠」の道標です。
頂上の展望台を目指します。頂上付近の空は青色が見える。
「寒風山」に到着です。八郎潟や日本海が遮るものなく見渡せます。名前の「寒」は感じません。「涼」です。
展望台からみた、八郎潟と日本海の海岸線。
展望台から下るとき、目の前には日本海の海岸線がくっきり。
↓右に曲がりくねった舗装路が見えます。この舗装路を登ってきたのですが、思い切って草むらをショートカットしてみます。
こんな贅沢なRUNは初めてです。草むらを駆け下ります。

秋風が吹き抜ける。空気を肺から腹まで思い切り吸い込む。
登ってくるときに気づかなかった、ほっかむりした銅像が。
峠走の醍醐味は、帰りの下りRUNです。
寒風山に行ってよかった。こんなにも絶景だとは、期待以上。

妻恋峠の名は、その昔、峠を通った僧侶が詠んだ歌に由来するのだとか。

『あしびきの山の秋風寒き夜に
なむ妻恋の鹿もなくなり』

寒風山を後にし、そのまま八郎潟へ踏み入ります。
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